COLUMN

コラムページ

2025/06/07

建設解体工事

ブロック塀の解体で起こりやすい近隣トラブルとは?事前にできる対策も紹介!

佐賀県を中心とした
建物解体、廃棄物処分なら
各種認定企業の坂井商店に
お任せください

TEL0952-98-0118

営業時間 9:00~20:00 定休日 無休


ブロック塀の解体工事は、一見すると単純な作業に思えるかもしれません。しかし、実際には近隣とのトラブルが意外と多いのです。

解体工事は音や振動を伴う上に、土地の境界や所有権といったセンシティブな問題も関わってきます。そこで今回は、ブロック塀の解体でよくあるトラブルの事例と、スムーズに解体工事を進めるための注意点をご紹介します。


よくあるブロック塀解体トラブル7選

1. ブロック塀の所有権を巡るトラブル

最も多いのが、「そのブロック塀は誰のものか?」という所有権をめぐるトラブルです。
たとえば、長年使ってきたブロック塀が、実は隣地の所有物だったというケース。
このような場合、解体費用の負担や解体自体に対する考え方に食い違いが生まれやすくなります。


2. 境界線の不明確さによるトラブル

ブロック塀が境界線ギリギリや、境界線上に設置されていると、その位置関係をめぐってトラブルが起こることがあります。
「数センチのズレ」が争いの種になることもあり、土地の境界確定が重要なポイントです。


3. 解体後の土地利用をめぐる意見の相違

解体後に「新しくフェンスを設置したい」という希望に対して、隣人が「開放的なままがいい」と反対するなど、今後の土地の使い方をめぐって対立するケースもあります。
これは、将来的な関係性にも影響するため、慎重な話し合いが必要です。


4. 騒音や振動への苦情

解体工事はどうしても音や振動が発生します。
特に、在宅勤務中の家庭や小さなお子さんがいる家庭では、生活に支障を感じる方もいるため、事前の挨拶や日程調整が非常に大切です。


5. ブロック塀に絡む植物や設備の扱い

長年の間に、ブロック塀にツタや植物が絡みついていたり、郵便受けや表札などが取り付けられていることがあります。
これらの扱いについても、隣人と十分に話し合う必要があります。


6. 解体後の地面の状態に関するトラブル

ブロック塀を撤去したあと、地面に凹凸や段差が残ることがあります。
この整地作業にかかる費用や範囲を誰が負担するのかという点でも、トラブルが発生することがあります


7. 解体工事の時期や期間の調整

隣地でイベントや工事が予定されている時期と、あなたの工事日程が重なってしまうと、タイミング調整を巡って意見がぶつかることもあります。
また、工事の遅延や予定外のトラブルが起こったときも、柔軟な対応が求められます。


トラブルを避けるための事前の注意点

● 所有権を明確にしておこう

まず何よりも大切なのは、ブロック塀の所有者が誰なのかを事前に確認することです。
所有権が不明な場合は、登記簿や過去の契約書を確認し、必要があれば土地家屋調査士に相談しましょう。


● ブロック塀の状態を事前に調査する

ひび割れ、傾き、基礎の劣化など、安全性に関わる問題がないか専門家にチェックしてもらうと安心です。
老朽化が進んでいる場合、解体作業に思わぬリスクが伴うこともあります。


● 解体前の家屋調査を実施する

万が一のトラブルに備え、近隣の住宅の状態を事前に記録しておく「家屋調査」も有効です。
これにより、「解体工事で壁にひびが入った」などの誤解によるクレームを防ぐ
ことができます。
状況によっては、損害賠償トラブルに発展する可能性もあるため、記録は非常に重要です。


まとめ|スムーズな解体工事は事前の準備から

ブロック塀の解体工事は、物理的な作業以上に人との関係性が問われる場面でもあります。
トラブルを防ぐためには、

  • 所有権や境界線の確認
  • 解体後の利用方針の話し合い
  • 近隣住民への配慮(挨拶・説明・日程調整)
  • 専門家のアドバイスを受けること

が何より大切です。

ちょっとした一言や事前のひと手間が、後々の大きなトラブルを回避する鍵になります。
安心・安全に解体工事を進めるためにも、しっかりと準備して臨みましょう。


坂井商店では、解体工事のご相談から見積もりのご提示、補助金申請に関するアドバイスまで、真摯に対応いたします。安心して工事を進められるようサポートいたしますので、ぜひお気軽にこちらhttps://381sakai.com/contact/ )までお問い合わせください。

佐賀県を中心とした
建物解体、廃棄物処分なら
各種認定企業の坂井商店に
お任せください

TEL0952-98-0118

営業時間 9:00~20:00 定休日 無休