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2025/06/05
建設解体工事
解体工事の「廃材処分費」って何?内訳や相場をわかりやすく解説!

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家の解体工事を検討していると、見積もりの中に「廃材処分費」という項目を見かけることがありますよね。でも、「ただゴミを捨てるだけなのに、なんでこんなに高いの?」と思った方もいるのではないでしょうか?
実は、廃材を処分するにはいろいろな工程が必要で、それぞれに費用がかかっています。今回は、そんな**「廃材処分費」の内訳と相場**について、わかりやすく解説します!
廃材処分費には何が含まれているの?
廃材処分費とは、単に廃材を捨てるだけでなく、分別・運搬・処理・管理など、さまざまな作業の費用が含まれています。具体的には以下のような項目です。
① 分別作業費
解体現場では、廃材を「木材・金属・コンクリート・プラスチック」などに分ける作業が行われます。
この分別がしっかりできていれば、リサイクル可能な資源が増え、処分費が安くなることもあります。
② 運搬費
分別された廃材は、処理場までトラックで運ぶ必要があります。このときにかかるのが運搬費。
廃材の量や運搬距離によって費用が変わるため、現場から処理場が近い場合はコストを抑えられることもあります。
③ 処理費
廃材は、中間処理施設や最終処分場で適切に処理されます。
たとえば、リサイクルするためには粉砕・選別・加工が必要ですし、埋立処分する場合にも埋立料がかかります。
特にアスベストなど有害物質を含む廃材は高額になるため、注意が必要です。
④ 法定費用
廃材は「産業廃棄物」として法律に基づいて処理されるため、法定書類(マニフェスト)の作成や追跡管理が必要です。
このための手数料や管理費も、廃材処分費に含まれています。
思わぬ追加費用がかかることも…
以下のようなケースでは、予想外の追加費用が発生することがあります:
- 解体中に有害物質(例:アスベスト)が見つかった
- 廃材の量が事前見積もりより多かった
- 作業中の天候不良で運搬回数が増えた
こうしたリスクは事前に業者と話し合い、見積もりに含めるよう依頼しておくことが大切です。
廃材処分費の相場はどれくらい?
建物の大きさや種類、地域によっても異なりますが、おおよその相場は次の通りです。
項目 | 相場の目安 |
---|---|
廃材処分費(1㎥あたり) | 約2,000円~10,000円 |
運搬費(1台あたり) | 約12,000円~35,000円 |
※たとえば、木造住宅(30坪前後)の場合、廃材処分費だけで30万円~100万円程度かかるケースもあります。
また、マンションやビルなどの大型建物では、これよりも高額になる傾向があります。
処分費は年々上昇中?
近年、消費税の増税や処理費用の高騰により、廃材処分費は全国的に上昇傾向にあります。
「数年前はもっと安かったのに…」と感じる方もいるかもしれませんが、これは全国的な流れなので、最新の相場を調べておくことが大切です。
まとめ|見積もりは細かくチェックを!
廃材処分費は、見積もりの中でも意外と大きな割合を占める費用です。
後から高額な追加費用が発生しないように、次の点を押さえておきましょう。
- 内訳(分別・運搬・処理・法定費など)をしっかり確認
- 複数の業者から見積もりを取る
- 有害物質の有無を事前に確認
- 地域の相場も調べておく
安心して解体工事を進めるためにも、**「見積もりの透明性」**がとても大切です。
坂井商店では、解体工事のご相談から見積もりのご提示、補助金申請に関するアドバイスまで、真摯に対応いたします。安心して工事を進められるようサポートいたしますので、ぜひお気軽にこちら(https://381sakai.com/contact/ )までお問い合わせください。
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